The Meters
The Meters(1969)
ニューオーリンズ・ファンクの代表The Metersの1st。2018年再発のLPです。
このアルバムはすべてインストです。ニューオーリンズなゆったりとした心地よいグルーヴが堪能できます。自然と体が動いてしまいます。
個人的に特に好きな曲は「Cissy Strut」,「Cardova」,「Art」,「Sophisticated Cissy」,「Ease Back」です。
楽器隊それぞれ最高ですが、特にジョージポーターJr.の太く粘りのあるグルーヴィなベースが素晴らしいです。
あとギターのレオ使用のStarcaster欲しいです。わりと最近squierからリイシューされたものも気になりますが、田舎なのでこの辺の楽器屋には残念ながら入らなかったです。。弾いてみたい。
雨の日も増え、なかなかうまくいかないことばかりですが、The Meters聴いてマイペースにがんばろうと思います。
この前バンドでCissy Strut合わせてみてすごく楽しかったな。
良いカバー見つけたので貼っておきます。
CASTLEBEAT
Bandcampで注文していたカセットが届きました。
大好きなCASTLEBEATの1stです。ステッカーも入っていました。
珠玉の宅録ローファイドリームポップが10曲収録されています。
シンプルなコード進行の上に、シンプルなフレーズを多重録音してドリーミーでノスタルジックなサウンドを作っています。おそらくドラムは全編打ち込みでしょうか。
LP買い逃してしまったので再発希望です。。
CASTLEBEATはNYを拠点に活動するJosh Hwangのソロプロジェクトです。
以前Jaded Juice Ridersというローファイサーフパンクバンドを組んでいました。(現在も活動中?)そちらも最高です。
CASTLEBEATはミュージックビデオはたくさんUPされていますが、ライブ映像は皆無です。スタジオワークのみでライブ活動はされてないのでしょうか?気になります。
自身のレーベル「Spirit Goth」を立ち上げ、主にローファイ、ドリームポップ、シューゲイズなどの良質アーティストが所属しているのでぜひチェックしてみてください。
CastlebeatのMVに日本の映像が使われていたり、ホームページにポケモンや任天堂関連のイラストがあったり、日本好きなのかな??
ちなみに「CASSETTE CLUB」というレーベルチョイスのカセットが毎月郵送されてくる面白いプロジェクトも行っています。Spirit Goth以外の作品もラインナップされています。
日本からでもできるのであれば登録してみたいな~と思ってます。
Froth
Froth - Duress
最近買ったレコード。LAのバンドFrothの2019年作。
全編に渡って囁くように低音で歌われる(これが最近のマイブーム!)、シンセがたくさん使われていて、冷たい質感のクールでドリーミーなシューゲイズサウンド。
各楽器のフレーズがシンプルで、グルーヴが深化した印象。
メンバーみんながThe Strokes好きのようで、楽器の緻密な絡みは彷彿させるものがある。
当初はVelvet Undergroundなどをルーツとしたサイケガレージバンドとしてスタートした彼らの音楽性の進化が存分に味わえる。
派手さはないが飽きの来ない傑作だと思います。最近はずっと聴いてます。
Froth - Live at The Regent Theater, DTLA 3/1/2020
この映像の1曲目がリードトラックのLaurel。ひねくれたギターリフがかっこよい。センスありすぎっす。
映像の3曲目はLP8曲目のXvanos。間奏のフリーキーなギターノイズが最高。
ぜひ聴いてみてください。
おしゃれなテレコ
メルカリで使っていない安いエレキギターを売って、その売上金でコンバースのシューズとラジカセを買いました。
価値のあるもの、眠らせておくのはもったいないですね。
この前Bandcampでアメリカのバンドのレコードを買ったらなんとおまけでカセットをつけてくれたのですが、家にあるラジカセはカセットを読み込まなくなってしまっていたので手頃なものを探していました。
●SANYO U4-S6
調べても情報があまりないですが、どうやら90年製のモデルのようです。
さっそくカセットを入れて再生ボタンを押すと、
「カセットってこんなに良かったっけ・・・?」
レコードよりもローファイで温かい音に感動しました。僕が学生のころはMDだったのでカセットは子供の頃以来かもしれません。
ラジオも普段はカーステレオかRadikoで聴いてるのでアンテナやノイズ混じりの音声が懐かしいです。
これからはカセットも買っていこうと思います。破産しない程度に....。
ちなみにBandcampで買ったレコードはテキサスのサイケデリックバンドThe Rotten Mangosの2017年作品"Couldn't Find a Word"です。
浮遊感のあるサウンドと気だるいボーカルが好みです。ひねりの効いたポップセンスが光る楽曲も素晴らしいです。
サイケ好きな方はぜひ聴いてみてください。
観葉植物とTy Segall
初めて部屋に観葉植物を置いてみました。
コーヒーノキとテーブルヤシです。緑っていいですね。癒されます。
部屋ってなんだか閉塞感がありましたが、それが和らぎました。
今まで全く興味がなかった観葉植物を買おうと思ったのは、プレゼント用の花を見に花屋に行ったことがきっかけでした。
店員さんに相談に乗ってもらい、花を選んで包装してもらっている間に店内に目をやると、サボテンや小さな観葉植物が売っていました。
それを見て「いいな」と思いました。そして瞬時に、部屋に置くことを想像している自分がいました。
どこで自分にとって良い出会いがあるかわかりませんね。
ちなみに一軒目に行った別の花屋の店員さんは、話しかけたら冷たく対応されて悲しかったです・・・。
結果的にそのおかげでプレゼントは喜んでもらえて僕は観葉植物を買った。
終わりよければすべてよし、ですかね。
そして大ファンであるTy Segallのファーストアルバムのレコードが届きました。
2008年Castle Faceよりリリースの作品。
現在までたくさんのソロ作をリリースしていますが、それ以外にもFUZZやSic Alpsなどのバンドでの活動や、White Fenceとの共作など毎年リリースし続けている本当に才能溢れる人です。
このアルバムは全編に渡って勢い溢れるローファイなガレージ・サイケパンクです。
リバーブをふんだんにトッピングしたサウンドがドラッギーでGOODです。
当時はバスドラムとハイハットを足で演奏しながら、ギターを持ち歌うワンマンバンドスタイルだったようです。
それをそのまま録音したと思われる作品のため、お得意のノイジーで爆発的なギターソロはほぼありません。
両面合わせて20分少々というコンパクトさで駆け抜けます。
おすすめはA面3曲目"The Drag"
間違いなく夏に合います。
今年の長い梅雨、早く明けてほしいですね。